ジェームス・イハを聴く、爽やか。
こんばんは、お疲れ様です。
しむのすけです。
11月に入りました。
朝は若干肌寒いですが日中は走るのにも最適な季節となりましたね。
皆さんは音楽を聴く時ってどんなときでしょうか?
家でまったり、通勤時、寝るとき聴く人もいますかね。
僕はランニングの時と通勤時、車のなかで聴くことがほとんどです。
家の中だと家族がいて子供達も騒がしいし、
とてもゆっくり聴ける状況ではないですし…。
会社まで3~40分の通勤時、音楽を聴く時間は僕にとって貴重な1人時間となります。
今日はJames Ihaの『Let It Come Down』というアルバムを聴きました。
James Ihaは主に90年代を代表する米国のオルタナティブロックバンド『Smashing Pumpkins』のメンバーでサイドギターを担当しています。
日本ではスマパンの愛称で知られてますね。
彼は珍しくアジア系、しかも日系人のギタリストでラストネームのイハというのも元々は『井葉』という名字だとのこと。
スマパンのオリジナルメンバーは
リーダーでリードギター&ボーカルのBilly Corgan(ビリー・コーガン)、
超絶なテクニックのドラマーJimmy Chamberlin(ジミー・チェンバレン) 、
紅一点の美人ベーシストD'arcy Wretzky(ダーシー・レッキー)、
そうなるとスマパンでの彼の存在感はどうしても薄くなってしまっています…。
ジェームスは2000年発表のアルバム『マシーナ』のツアーを最後に脱退しています。
※2018年、正式復帰しています
ジェームス不在時のアルバムを聴いてみると正直、何か物足りないと感じてしまいました。
スマパンの魅力はダウナーでラウドなんだけどどこか『爽やかな甘酸っぱい青春』要素が少しだけ入ってるとこだと個人的に思ってて。
その隠し味のような要素が脱退後のアルバムには感じられないのです。
話は本日聴いたジェームスのソロアルバム『Let It Come Down』に戻ります。
このアルバムは1998年スマパン在席時にリリースされていて、サウンドはスマパンのメンバーとは思えないほどアコースティックでフォーキーで、メロウ、シンプルな歌もの系路線。
スマパンのヘヴィでアグレッシブなサウンドは微塵もないのです。
ただ、やはり例の『爽やかな甘酸っぱい青春』要素がみっしり詰まっているんです!
そう、多分スマパンの隠し味は実はジェームスなんではないか?と僕は思うんです。
決して歌も上手いとは言い難いですが、
優しい木漏れ日のような、ふわっとしたサウンドはどこにでもありそうで唯一無二のセンス。
たまに無性に聴きたくなる隠れた名作です。
是非聴いてみていただきたい!